CM1日本語EMILE の校外学習
11月24日水曜日、今では恒例となったCM1日本語EMILEの校外学習が行われた。今回も5人の北区観光ボランティアの方々がガイドをしてくださり、リセ近辺の史跡名所をいろいろと学びながら、そして鮮やかに色づいた紅葉を楽しみながら巡ることができた。
主な行き先は、北区中央公園、北区中央図書館、名主の滝公園、王子稲荷神社、金剛寺などだった。道中の小さな石碑や兵器工場の門番跡など、言われないと見過ごしてしまいそうな場所についても説明を聞くことができ、思いの外多くの史跡があることに気付かされた。また、歌川広重の『名所江戸百景』にある“王子稲荷の社”や“王子瀧の川”の浮世絵を見せていただきながら、実際にそれら絵と同じ風景が見える場所に立って見比べたのも興味深かった。
今回は天候にも恵まれ、3時間のコースをみんなであっという間に歩き切った。コロナ禍を一掃するような楽しい校外学習だった。最後には、子どもたちからボランティアの方々に、お手紙や絵などのプレゼントが渡された。校外学習は、地元の人との心温まる交流の機会でもあった。(篠崎)