茶道 SADO - ART DE VIVRE
3月15日金曜日、CM2 P1(Toshiko OKI)とP2(Mieko DABOSVILLE)の日本語の授業で茶道教室がありました。隣接する紅葉中学校内にある茶道室をお借りし、裏千家の吉森宗浩先生、ひかり先生ご夫妻やその他5名の先生方にご指導頂きました。美しい着物をまとった先生方のデモンストレーションを見た後、実際に自分達でお茶を点てたり頂いたりしました。先生方は、生徒達一人ひとりにお茶の点て方をとても分かりやすく丁寧に教えてくださり、いろいろな質問にも優しく答えてくださいました。お陰で生徒達は、茶道に対する興味関心をより一層深めることができました。もう少し詳しく知りたいと思った分野については、調べ学習をしてまとめてきた生徒もいました。
茶道教室では、お茶を点てて頂く作法だけでなく、茶室にある掛け軸や茶花を鑑賞したり、茶釜、茶筅、柄杓などの道具の役割を知ったり、お茶を点てる一連の動作の意味を理解したり、あいさつの言葉を覚えたりと、とても多くのことを学びました。そしてさらに、相手を思いやる気持ちや、ひと時をともに楽しもうとする気持ちを大切にすることを学びました。
この貴重な体験を通して、茶道は生活の中の衣・食・住全てが係わる壮大なアートの世界だということも分かりました。正に茶道は、リセの学習テーマである”Art de vivre“そのものです。
もう4~5年にわたりリセの生徒達をご指導くださっている先生方、今年も心のこもった素晴らしいレッスンをありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。